パソコンを使っていると、ハードディスク(HDD)がいっぱいになり、ディスクの空き容量が足りなくなることがあります。外付けUSBハードディスクをつけて、ファイルを移動してもいいのですが、たいして使用しないのにOSが大きな領域を占有していることがあります。特に以下の2つは、設定の変更による効果が高いので、チェックしてみてはいかがでしょうか?
1.Internet Explorerの一時ファイル(キャッシュ)の削除
(1)Internet Explorerを起動し、『ツール』→『インターネット オプション』を選択する。
(2)『全般』タブで、『インターネット一時ファイル』欄の『設定』ボタンを押す。
(3)『使用するディスク領域』の値を、20MB〜100MB程度に変更する。
※ハードディスクの容量が大きいと、初期値(デフォルト値)がかなり大きく設定されています。
(4)『OK』→『OK』を押して、『インターネット オプション』を終了する。
2.システムの復元領域の削除
●WindowsXPの場合
(1)『マイ コンピュータ』を右クリック→『プロパティ』を選択し、『システムのプロパティ』を開く。
(2)『システムの復元』タブを選択する。
(3)『すべてのドライブでシステムの復元を無効にする』にチェックを入れる。
※どうしてもシステムの復元を利用したい場合は、『利用可能なドライブ』で、設定したいドライブを選択→『設定』ボタンを押し、『使用するディスク領域』の値をスライドさせて変更します。目安としては、500MB程度あれば十分でしょう。
(4)パソコンを再起動する。
●WindowsMeの場合
(1)『マイ コンピュータ』を右クリック→『プロパティ』を選択する。
(2)『パフォーマンス』タブを選択し、『ファイ ルシステム』を選択する。
(3)『トラブルシューティング』タブを選択し、『システムを復元しない』にチェックを入れる。
(4)パソコンを再起動する。
システムの復元領域にウイルス感染ファイルがありますよと、ウイルス対策ソフトが警告する場合も、上記の方法で削除することができます。2004/8/3
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